アメリカ生活 歯医者へ行く

海外生活をしていると言葉の心配、仕組みがわからないなど、いろんな不安で歯医者へ行くのは本当に勇気がいりますよね。

アメリカにも知覚過敏用の歯磨き粉や歯が痛いときに使用する歯磨き粉など色々売っていますが、やっぱり根本的には解決できません。私も初めてのときは、我慢に我慢を重ねどうしようもなくなって、歯医者へ行く決意をしました。

アメリカの歯医者は高いといろんな人から聞いてはいましたが、実際は…やっぱり高い。想像以上でした。

例えば、歯医者へ行って1本虫歯があったとします。もしその虫歯が神経まで到達していたら、

歯医者で虫歯を削って治療し、数百ドル(自己負担額)。

神経を抜くために、Endodontist(歯の神経治療専門歯科医)へ紹介され、歯の位置によってもオフィスによっても値段は違いますがここでは1000ドル以上またはそれ近くは余裕で請求されます。(私達が加入していた保険使ってこの値段です。保険の種類によってはもっと自己負担が高くなります)

高い料金を支払う一因に、マイクロスコープを使った根管治療を行うこと。神経の取り残しを防ぐのにも有効で一本の歯の治療に1時間〜1時間半くらいですべて完了します。治療後は神経があった場所に薬剤を注入し、しっかり取り切れたかレントゲンを撮って確認し完了です。帰りに抗生物質と必要があれば痛み止めの処方せんがでます。

根管治療後は仮の詰め物をしている状態なので、元のかかりつけ歯科医のオフィスを予約し、クラウン(被せもの)をつけることになります。そこで、セラミッククラウンをかぶせるとまた、1000ドル近くまたはそれ以上の請求が…

一本の虫歯で数千ドル(日本円だと数十万円)は平気で請求がくるはめに。

しかし治療前には、必ずどのオフィスでも治療にかかる費用の見積もりを出されます。治療前にとんでもない額の見積もり請求を見せられ、我慢しようかななんて気すら起きてくるくらいですが、我慢するともっと医療費がかかる可能性を考えると、治療する他道はありません。

日本へ帰ったほうが安いからといって、歯の治療のために日本へ帰る人もいるくらい。医療費が高すぎるがあまり、アメリカ人の中にはメキシコへ歯の治療をしに行く人もいると聞きます。

我が家は秋近くになると、歯医者にたくさん通うはめになった年は保険の上限額に年末になる前に達してしまい、期が変わる翌年1月を待って歯医者を予約し治療することになったり。そんなことも頻繁に起きます。

アメリカ駐在中に何度も歯医者にはお世話になりましたが、何度治してもても治らないひどい虫歯になったことがありました。一ヶ月近く毎日痛み止めを飲んで、最後の方は頭痛までする始末。

その時は結局歯を抜くことになりました。抜いたところは、ブリッジ(差し歯)などの選択肢もありましたが、迷った結果インプラントを入れることになり…

かかりつけ歯科医(一般歯科)→口腔外科医(歯を抜く&ボルトを入れるのは別のオフィスへ行くのが一般的)×2→かかりつけ歯科医×6ヶ月に渡って何度も通いました。

もう、トータルでいくら支払ったのか自分でもわかりません。インプラント(1本)一連で8000ドル近くは余裕で支払いました。

毎日の歯磨き・フロスの重要さをこれほど実感したことはありません。

歯医者を選ぶ際も、必ず口コミを調べてよい先生かどうか、自分の保険が使えるか、しっかり確認しましょう。

聞いた話では、アジア系の先生は器用な人が多いなんて俗説も。(なんの根拠もありませんが…)日本人の友人の中には、アジア系の良い先生を探して歯医者に行っている人もいました。

また複数人の医師がいる歯科オフィスによっては一般歯科のオフィス内にマイクロスコープを備えていて曜日によって神経治療の医師がそのオフィスへ来てくれるような歯科医院もありました。

歯のクリーニングも半年に一度は必ず通うことも、歯の治療にお金をかけない予防策かもしれません。私達が加入していた保険はクリーニングは無料でした。

自身でできる予防をしっかりして、歯医者に行かなくて済めば一番です。

小児歯科

日本にも小児歯科がありますが、アメリカも小児歯科のオフィスが豊富にあります。我が家が初めて子供をチェックアップのために連れて行ったのは1歳半すぎでした。

小児歯科は待合室も大人とはちがってすごく可愛い。こどもたちが通っていた歯医者さんには待合室にシアタールームまでありました。

診察台には、アニメが流れているモニターが準備されていたり、歯のクリーニングにつかうフロスなどもかわいいものを使ってくれます。

歯医者が怖い上の子は、診察台にのっても泣いて暴れて口も開けない状態でしたが、歯科助手の方も小児歯科医もそんなことには慣れている感じで、上手にクリーニングをしてくれました。

治療やクリーニングが終わるとコインがもらえ、そのコインを待合室にあるガチャガチャに入れると小さなおもちゃがでてくるプレゼントも。

指しゃぶりが気になるときも、歯科医に相談することもできます。歯科医院によっては、やらなかった日は毎日シールを貼ってそれが全部集まったら、オフィスに来たら素敵なものをプレゼントしてくれるなど工夫して治療を手助けしてくれるところもあります。

また、子供の大好きなイベント、ハロウィンの後には家に集まった大量のあまーいお菓子を歯科オフィスへ持っていくと量に応じてお金と交換してくれるなんていうサービスも。

たとえ子供でも、アメリカでは虫歯になると高額な医療費となるのは同じです。ぜひ一度チェックアップに小児歯科を予約してみてください。

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