赤ちゃんや子供を連れて飛行機に乗る

初めて子供を連れて飛行機に乗ったとき、まだ息子は生後2ヶ月。飛行機の中で、泣き続けたらどうしよう。座席で授乳するスペースがあるかな など不安でいっぱいでした。

私がいつもやっていたこと、耳鼻科の先生に教えてもらった耳抜きのコツも含めてご紹介します。

子連れ飛行機、搭乗前の準備とコツ

バシネットを予約する

航空会社によっても異なってきますが、2歳未満のお子様や規定の体重に達していなければ、バシネットを設置できる席にすることができます。早めに飛行機を予約しぜひ航空会社にご確認ください。

優先搭乗を積極的に利用する

ビジネスクラスなどの席を予約していなくても、2歳以下のお子様と一緒に飛行機に搭乗する場合、優先搭乗することができます。
必ず搭乗の際にアナウンスがありますので大丈夫。
荷物をもって、子供を連れて機内のの狭い通路を通るのは大変ですよね。優先搭乗すると、他の方が席に来るまでに少しだけ時間があり、ゆっくり準備ができます。

ベビーカーをチェックインカウンターで預けず、搭乗口までもっていく

日本の航空会社では、断られることが多いのですが(代わりに貸し出し用のベビーカーがあります)
アメリカでは、みんな当たり前のように自前のベビーカー(Stroller)に子供をのせたまま搭乗口まで行き、入り口に畳んで置いておくことができます。(ただ置いておくだけ)
帰りも飛行機から出てすぐの場所に、係の方が置いておいてくれるので、飛行機を降りてすぐに子供を乗せて移動することができます。
自分の飛行機のゲートが決まったら、搭乗口横にサービスカウンターがありますので、自分のチケットを見せベビーカーのタグをくださいと伝えてください。(ベビーカーを入り口で預かるための荷物タグです)
前もってもらっていなくても、飛行機に乗る際にチケットを見せるタイミングでベビーカーを持っていると職員の方がタグをくれますのでご安心ください。

オムツ替えグッツを一つのポーチにまとめる

当然ながら飛行機のお手洗いはとっても狭いですよね。オムツ替えシートの小ささといったら、揺れる機内であんな狭くて小さい場所でどうやっておむつを変えたら…と不安になります。

狭いということを前提に、私は一つのポーチに全部入れます。おむつ・おしり拭き・捨てるおむつを入れる袋・着替え用のロンパースなど。そしてその全部入ったポーチ一つ持って子供を抱っこしてすぐに行けるようにかばんに入れておくととても便利。各1つづつでも全然構いません。席に戻って手が空いたらまたそのポーチに補充しておけばいいのです。

ヘッドホンを用意する 動画を見ることができるようになったら

飛行機にはテレビが付いていますが、エコノミークラスの座席には海外の航空会社はヘッドホンではなくイヤホンを配るところがほとんどでした。イヤホンを配られても子供が小さかったときは嫌がってつけてくれず、大変な思いをしたことがあります。子供用の小さいヘッドホンが色々売っていますので、ぜひ飛行機に乗る前に検討してみてください。(空港でもよくキャラクターのヘッドホンを販売しています)我が家はAmazonで購入しました。

授乳するならやっぱり通路側の座席を予約(エコノミーの場合)

家族で並んで2席、3席と並んで予約する場合はそんなに心配いりませんが、一人で赤ちゃんを連れて移動する場合、授乳スペースのこと心配ですよね。実際何度も授乳期に飛行機移動をしましたが、エコノミークラス一人分の席では子供を横にして授乳するのはかなり厳しい。縦抱っこで授乳したり工夫も必要ですが、少し体を横に向けられる通路側が一番ましかなと感じます。

子供が1歳頃を過ぎたら 足を伸ばせる&横になって眠れるグッツ Fly-Tot

子供が大きくなってきて、一番親も子供も辛いのは長時間フライトで眠れないこと。寝てくれない分、狭い飛行機で他の暇つぶしを与えたりテレビを見せるにも限界がありとても大変です。

最近はいろんな子ども用の座席前に置くフルフラットグッツがありますが、カバンに入り空気で膨らませるタイプのフライトットはすごく便利です。軽くて持ち運びが楽な上に足を伸ばして寝てくれるので無いよりもあったほうが、親子共々楽に過ごせます。

注意点は、禁止している航空会社もあることと、OKな場合でも通路側の座席は禁止されていることが多いこと。窓側&中央座席を予約している場合はANA・JALなどは大丈夫です。(離着陸時は使用禁止)その他航空会社も使用できる会社がたくさんあるので公式サイトでチェックしてみて下さい。

フライトット使用が認められた航空会社一覧

フライトットは公式サイトで11,852円、類似品で有名なものは折り畳めませんがjet kidsなどもあります。ジェットキッズは小さなスーツケースみたいなもので座席前においてフルフラットにもできる&荷物も入れれる&空港内も車輪がついているので上に子供を座らせて移動できるなど、楽しいグッツです。

赤ちゃんの耳抜きについて

耳鼻科の先生曰く、着陸するために高度が下がるときが一番耳に負担がかかるそう。ですので離陸時(飛び立つとき)よりも、目的地に到着する着陸時に赤ちゃんの耳抜きをするように言われました。

そのタイミングは、目的地に近づいてくると最終的なシートベルトサインがでます。その時だそうです。このシートベルトサインの後、飛行機は幅の広い階段を降りるように高度を下げていくそう。まっすぐ進んで、グッと下がる。またまっすぐ進んでグッと下がる。という感じです。このことを教えてもらってから飛行機に乗ると、本当に先生の言ったとおりでした。みなさんも気にしてみるときっと分かると思います。シートベルトサインが出ると、座席をとってない赤ちゃんは膝に抱っこしないといけなくなりますし、ちょうどいいタイミングです。ミルクの方は前もって準備しておき、授乳する方はこのサインを目安に始めるといいかもしれません。

我が家はあまり長い時間授乳しても飲んでくれる子ではなかったので結局途中で終わってしまったりしましたが、目安として参考になればと思います。

最後に、アメリカで子育てをして感じたこと。飛行機の中でもどこに行っても、子供を連れているわたしたちに、みんな本当に優しい。子供や赤ちゃんが泣くのはしょうがないし、気にしなくていいよと皆が思ってくれているような気がしました。だからといって何をしてもいい訳では当然ありませんが、大人でも疲れる飛行機の中で赤ちゃんや小さな子がくずっても、それはしょうがないことです。そんなに気にせず、楽しい旅になりますように。

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