アメリカ生活 プリスクールへ通う 

Preschool /Day Careとは

アメリカにも日本で言う幼稚園的存在のPreschool、保育園的な存在のDay Careがあります。2つの大きな違いは、保育時間と預かってくれる年齢。

お住まいの州や地域によってもかなり違いますが、Countyでやっている公立のPreschoolは学校に併設されていることも多く、午前だけ・午後だけ・一日と色々なプランがあります。他にも私立のPreschool、教会が経営しているPreschoolもたくさんあります。対象年齢は3〜5歳。毎日行く子供たち、週に2・3回だけ行く子供たち、通い方もそれぞれ違います。また、私が住んでいた地域では第二言語が英語である家庭(家で話す言葉は英語以外の外国語のご家庭)では学費の面で補助が出たり保育時間を長くできたりとそんな仕組みもありました。

学校への通い方も多種多様な国・アメリカは6歳からはKindergarten(義務教育開始)となりますが、誕生月が学期始めの9月・10月生まれの子や意図的に遅らせたいと考えるご家庭などは、1年Kindergartenに入るのを遅らせ、もう一年同じ学年を私立のPreschoolで過ごすなんてことも出来ます。

私立のPreschoolには、モンテッソーリの学校やSTEMSchool*(ステムスクール)といって理系に特化した学校もなどもあり、ご家庭の教育方針によって色々な学校を選ぶことも出来ます。当然人気の学校があり、入るのには100人待ちなんてことも。学費の面でもやはり高額になり、保育時間によって価格は違いますが日本と比べると驚きの価格であることは間違いありません。

*STEM教育とは→Wikipediaへ

我が家は、DayCare的存在の保育時間が長い私立のPreschoolへ通わせていました。保育時間は朝7時〜夕方6時まで。生後数ヶ月の赤ちゃんから5歳まで沢山の子どもたちが通っています。保育料も年齢やオムツトレーニングが済んでいるかどうかなどでも違ってきますが、2歳0ヶ月時(オムツ必要)で週2回で月に730ドル程度。そして、3歳になりオムツトレーニングが完了した時に毎日通いだした時点で月1500ドル程でした。学校によって値段もまちまちですが、日本と比べるとかなりの高額です。(大都会の超セレブPreschoolだと、もっとします。)

どうやって学校を選ぶか

海外で、子供を学校へ通わせるにあたってどのようにして学校をえらんだらいいのか。とても悩むことの1つです。私たちが見学の際に気にして選んだことをリストアップします。

  • 場所(自宅と職場通勤圏内であり、評判の良い学区内にあること)
  • クラス人数に対する職員の数
  • 保育料(ホームページに載っていないことが多いです)
  • 施設の清潔感
  • 教育方針・一日の流れ
  • ランチの有無(ある場合はどんなランチか・スナックはどんなものか)
  • 見学に行ったときの子どもたちや先生の雰囲気
  • 英語が話せない子供への理解
  • 親のボランティア活動内容

ある程度は、インターネットや口コミ(yelpやローカル版のPreschool口コミサイトがあります)で見学に行くPreschool(DayCare)の目星をつけます。日本人コミュニティ間で聞ける人がいれば情報をもらうことも大切ですし、自分で必ず見学に行って話を聞き雰囲気を知ることが重要です。見学に行くにはネットでメール予約ができる学校もあれば、電話予約する学校もあります。人気の学校は空きがあるとは限らないので、見学できるかや空き状況など電話したほうが早いかもしれません。

実際に見学に行くと、やはりそれぞれ全然雰囲気が違います。お勉強感が強い学校、活気がある学校、最新設備が整った学校など、それぞれです。悪い面が見えることも。実際は清潔感がなかったり、先生の雰囲気が悪かったりということもあります。日本と違って職員の出入りも激しいアメリカなので、入った時に感じがいい先生だなと思った先生でもすぐに辞めていなくなってしまったりなんてこともよくあります。私の考えですが、出入りが激しいのであれば、どんな先生が来てもある程度はしっかり子どもたちの世話をしてくれるカリキュラムのしっかりした学校を選ぶことも大事なのではと感じました。先生の感じ良さ1つで決めることは出来ませんが、各ご家庭で大切にすることを相談した上で見学に行くことをおすすめします。

実際に通ってみて

結果、私達がえらんだ学校はリストのうちランチが無いことだけが残念でしたが(その代わり朝早く学校にいくと朝ごはんを出してくれます)、その他は学校の雰囲気も先生や子どもたちに活気がありカリキュラムがきちんとしており、清潔感のある見学時に感じの良かった学校に決めました。毎日の様子も写真付きでメールがもらえます。今日は何をしたか、お昼寝は何時から何時までしたか、オムツは何回替えたか、ランチはどれくらい食べたのか。などです。ランチがない分毎日お弁当でしたが、子ども自身が好きなものを自由に持っていける面ではよかったかな、と思います。

2歳〜5歳までの3年間、Preschool(DayCare)へ通い色んな事を経験し、私達家族にとっても色濃い3年間でした。2歳〜3歳までの一年間は週に2回だけ通っていただけなので英語は理解はできる様子でしたが、日本語もままならない年齢で英語を話すまでには程遠い様子でした。毎日通い出したその後2年間は、ぐんぐん言葉を吸収し、本人なりに頑張っていたように感じます。思ったことを口にすることが出来ないストレスが本人にあった時期もありましたが、なんとか4歳くらいになると仲良しのお友達がクラスにでき楽しそうに遊んでいるのを見ると私達も嬉しくなりました。

さらに、アメリカではクラスのお友達がお誕生日のときにはクラスメイトにお誕生日会の招待状をくれることがよくあります。その子の自宅でやったり、パーティができる場所(公園、プール、トランポリン施設やこども用のアミューズメント施設や、消防署まで!アメリカではあらゆる場所でお誕生日会が出来ます)を本人の親御さんが借りてそこへ招待してくれます。参加できそうなら招待状にあるメールアドレスやテキストに連絡し、お誕生日プレゼントと(20ドルくらいのもので大丈夫です)お誕生日カードを書いて参加します。とはいっても、英語が苦手な私は最初は参加するのが本当に憂鬱でした。ですが、お誕生日会自体はこどもが小さければ同席が必要ですが、親がすることはほとんど無く見ているだけで大丈夫。大きくなれば送迎するだけで大丈夫なこともあります。我が家は子供がお誕生日会に参加すると、クラスのお友達と一層仲良くなって帰ってくるので交流の良い機会と思い積極的に参加させていました。

また、Preschoolでは日本で言う個人面談的なことも年に2回ほどあり、年齢に合わせたカリキュラムの中でできること・出来ないことをチェックし渡してくれました。よほどの事がない限り、こちらから何か聞かなければどの先生も面談時には悪いことやネガティブなことは一切言わず、とにかく褒めまくるアメリカ。彼ら(彼女)のGreat!は普通くらいだと心にありながらも、褒めてもらえたらやっぱり嬉しいものです。こんなに子供を褒めて育ててあげられたら、自己肯定感があり自分に自信がある人間になれていいんだろうなと自分は我が子に対してなかなかそんな風に出来ていない現実に、反省するばかりです。

そして学校には色んな国からきた両親をもち色んな言葉を第一言語とする子どもたちが当たり前のように居て、”みんな違って魅力的であり、一人ひとり違うということは当たり前” という、当然の事を再確認したような気がします。

学校行事 イベント

学校のイベントもアメリカならではのこともいっぱい!父の日や母の日、お誕生日、バレンタイン、ハロウィン、そしてホリデーシーズンはイベントだらけですね。年末には日本で言う発表会などもあります。

  • 父の日・母の日
    学校で先生たちがこどもたちが作ったお父さんやお母さん用のプレゼントを用意してくれ、それを渡してくれるイベントがありました。たとえば父の日だったら、「朝コーヒーとクッキーを用意しておくから父の日のプレゼントを取りにきてください」みたいなお知らせをメールでもらえたりします。気軽で嬉しい、アメリカらしいですね。
  • バレンタイン
    クラスのお友達に各自お菓子やステッカー・ちょっとした文房具などバレンタインカードを用意して渡します。もちろん、先生にも小さなギフトや、バレンタインカードを渡します。
  • お誕生日
    自分のお誕生日には、自分でクラスのお友達分のカップケーキやクッキーなどを用意しお祝いしてもらうように先生に渡します。我が家が通っていた学校は、アレルギーの関係などで手作りは禁止でした。ルールが各学校あるので確認しましょう。
  • ハロウィン
    子どもたちの一大イベント、ハロウィンですね。日本ではなんだか大人の方が盛り上がっている気がしますが、アメリカは子供中心のイベントです。我が家が通っていたPreschoolでは、ハロウィン前には子どもたちに配る用のお菓子や文房具などの寄付を募ます。そして、飾り付けも親がメインでやりました。子どもたちを驚かせる楽しいイベントでみんな本気です。各学校で親のボランティア活動内容は全然違いますが、私達の通っていた学校はほとんど親のボランティアが必要ない学校でした。
  • ホリデーシーズン
    ホリデーシーズンにはクラスの先生へメッセージカードとともにギフトカードを渡したりします。ルールが無い学校は自由ですが、たまにこのホリデーギフトにルールがある学校があり、先生に直接金銭を渡すのではなく事務所に「〜先生に○○ドル」という感じで現金を渡しその合計額を事務所から先生に渡す学校もありました。誰だれのお家は少ない、や多いなど、そういう事にならないようにとの事だそう!文化の違いに驚かせられます。

各学校によってルールがかなり違いますので一概には言えませんが、異国で学校に通わせる不安が、すこしでも解消できれば嬉しいです。お子さんが、お友達と楽しく過ごせる良い学校が見つかりますように。